『イマゴオリィイ家』の奇妙なブログ

アフェリエイトじゃないです。一緒にしないでください。

お前の家族とおれぐらい

まんせー

渇き切ったやつらです

蓮とあったんだけど

今日そのことについて書こうと思うわ

 

まずおれら茶店で待ち合わせてかるくあげたんだけど

まあおれらまぢ調子良くて

めちゃくちゃ他愛のない話ずっとしてたんだけど

次行くってなった時

散歩したのね上野で

蓮も新幹線で帰るから都合よくて

そしたらさ歩くってなったら恩賜公園でしょ?

行ったことなくておれら

あそこってさ芸術めっちゃ力入れてるの知ってた?

美術館と博物館ばりあって

鯨とかいてテンションも上がってたのよ

そしたらさ

おまえら劇場知ってる?

恩賜公園の近くの

未だに古いアダルトをいまも見れて

映画館みたいな感じで

ディープな感じ

俺らまぢで元気有り余ってて

今まで生きてきて培った嗅覚、肌感ですぐ行こうってなったのよ

そんときはさ蓮もおれもまだ興味本位で

内情知りたいおれらとしては明らかに興味があったわけ

見てくれで判断できる

明らかにやばいところなんだけど

気持ちはAVみてーぐらいの軽い気持ちだったのよ

五百円ではいれて後自由で

コスパかなりよくてとりあえず入るにはふさわしいところで

なんか"タクシードライバー"の主人公みたいな感じで

AV見てる感じいいよなとかいいながら

入り口から劇場の間に待ちのスペースがあんのね

そこでは見た感じ普通の感じ

古いAV見る男ってまあ予想できるじゃん

それぐらいね

そしらね、早速中見ようってなって

ぐいぐい進んでドア開けたのよ

したら、

おれらの嗅覚は間違ってなくて

ドア開けて立ち見めっちゃいたのね

んで、入って映画より先に見えた景色が

おじさんと女装した男のSEXだったのね

暗くてもわかったけど

おれらみてーな若くて線の細い男を一回見ただけで

舐め回すような視線を感じるわけよ

AVを見る事でなんとか紛らわしてはいたはものの

あきらかな視線と行われてるSEX

まぁぁぁあやばいわけよ

したら、

蓮が

 

「喫煙所いこ」

 

って言ってくれて、

それまで縮こまって動けなかったのね

なんせはじめてのハッテン場だかんな

俗世間がいうアングラとはちがう

リアルな景色だったわけよ

きんたま縮み上がって俺動けなくて

したら一人のおじさんが

明らかに獲物を見定める目で喫煙所きて

タバコなんてはなから吸う予定もないの

 

?「今日は初めて?」

 

俺らより3回りはうえのおっちゃんが

話しかけてきて、

蓮はよく判断して

うまくやってて

おれはビビり散らかしてたのね

執拗に触ってくるオヤジに

うまく蓮が対応してたのね

 

?「女よりうまいからやらせてよ」

 

れん「だーめだって」

 

上手に出てたことが功を奏して

なんかうまくやってたのよ

そしたら上映がおわった客なのか

俺らを見てたやつらか

おそらくどちらもいる

喫煙所に雪崩れ込んできたのね

その時点でおれは思考の奥底

肌で感じたやばさ

何がやばいと思う前に喫煙所から出て

蓮も同じ察しかた

 

「またね」

?「もーいっちゃうのかよ」

 

リアルな境地に立たされて

おれらは尻尾巻いてにげたのね

その間5分

足下ブルブルで

心臓にかかるのは不安感と安心感

緊張で今までに感じたことないストレスが心臓に重くのしかかったのね

しばらくその興奮なのか恐怖なのかわからないものがついてまわって

酒飲んでも酔わないし、飯も喉を通らない

初めての体験で

気づいたらベロベロでさ

くそアチー話してたのよ

しんじらんねーぐらい

電車に乗った記憶ないぐらい

おれらは気づいたわけよ

俺らが求めてた刺激ってこれなんだなって

アングラとか言ってるやつらはまだ全然でさ

俺らが見てたワルなんて一部だったわけよ

ちょっとやりたいよな

そーゆーのも

危険なやつ

ワンチャン死ぬやつ

そーゆー回

まってろよ

                   いじゃ